ホーム › 用語辞典
コーチング用語辞典
コーチングで使われる言葉を1語1ページで解説しています。現在 34 語。
あ行
Iメッセージあいめっせーじ「あなたは〜だ」ではなく「私は〜と感じた」と、自分を主語にして伝える話し方。相手を評価せずに、自分に起きたことを事実として渡す伝え方です。 アカウンタビリティあかうんたびりてぃ自分で決めたことを、自分に対して引き受ける姿勢のこと。コーチングでは、他者が監視するのではなく本人が自分の行動を説明できる状態を指します。 WOOPうーぷ願い・成果・障害・計画の4段階で目標を扱う方法。望む未来と現実の障害を対比させ、障害への対処を「もし〜なら」の形で先に決めておく手順です。 SBI型フィードバックえすびーあいがたふぃーどばっく状況(Situation)・行動(Behavior)・影響(Impact)の順に伝えることで、人格評価を避け、事実にもとづいた指摘を可能にするフィードバックの型 エビデンスベースト・コーチングえびでんすべーすとこーちんぐ心理学など関連分野の研究知見を土台に、実践者自身の専門性とクライアントの状況・価値観を踏まえて進めるコーチングの立場のこと。 エンゲージメントえんげーじめんと仕事に対して活力を持ち、熱意を注ぎ、没頭している状態のこと。満足度や愛社精神とは区別され、仕事そのものへの向き合い方を指します。 オープンクエスチョンおーぷんくえすちょん「はい/いいえ」や一語では答えられず、相手が自分の言葉で語る余地をつくる質問。何・どのように・どんなふうに、といった言葉で始まることが多い形式です。 か行
価値(バリュー)かち自分がどう在りたいか、どんな方向へ進みたいかを示す指針のこと。達成すると終わる目標とは異なり、行動し続けることでのみ体現される方向を指します。 クローズドクエスチョンくろーずどくえすちょん「はい/いいえ」や短い言葉で答えられる質問。事実の確認、意思の決定、話す負担を軽くしたい場面で使われ、対話の足場をつくる役割を持ちます。 GROWモデルぐろうもでるセッションを Goal(目標)・Reality(現状)・Options(選択肢)・Will(意志)の4段階で進める、コーチングでもっとも広く使われている対話の枠 傾聴(アクティブリスニング)けいちょう相手の話を評価や助言を挟まずに受け取り、理解した内容を言葉で返して確かめながら聴く姿勢と技法。コーチングのあらゆる質問技法の土台になります。 行動変容ステージモデルこうどうへんようすてーじもでる人の行動変容を前熟考・熟考・準備・実行・維持の段階でとらえるモデル。いま相手がどの段階にいるかによって、有効な働きかけが変わると考えます。 コーチング倫理こーちんぐりんりコーチが守るべき行動の基準のこと。守秘義務、利益相反や二重関係の回避、能力の範囲の自覚、必要な場合の他機関への紹介などが柱になります。 さ行
作業同盟さぎょうどうめい支援者と相手が、目標・課題・情緒的な結びつきの3点で足並みを揃えている協働関係。介入の効果を左右する共通要因として繰り返し指摘されてきた概念です。 心理的安全性しんりてきあんぜんせいこのチームでは対人的なリスクをとっても大丈夫だ、とメンバーが共有している信念のこと。仲の良さや居心地の良さとは別の概念です。 自己決定理論じこけっていりろん自律性・有能感・関係性という3つの心理的欲求が満たされるほど、動機づけが内発的なものになるとする理論。DeciとRyanが提唱しました。 自己効力感じここうりょくかんある課題を自分は遂行できるという見通しのこと。Banduraが提唱した概念で、能力そのものではなく「できそうだ」という自己の判断を指します。 スケーリング・クエスチョンすけーりんぐくえすちょん現在の状態を0から10などの数字で表してもらい、その根拠と1点上げる方法を尋ねる質問技法。解決志向ブリーフセラピーで用いられ、変化を小さく具体化します。 SMART(目標設定)すまーと目標をSpecific・Measurable・Achievable・Relevant・Time-boundの5要素で点検する枠組み。曖昧な願望を、実行できる形へ スーパービジョンすーぱーびじょんコーチが経験豊富な第三者とともに自分の実践を振り返る仕組み。技術の向上、コーチ自身の支え、倫理的な適切さの確認という機能を持ちます。 セルフトークせるふとーく頭の中で自分に向けて交わしている独り言のこと。無意識の口ぐせが行動や気分を左右するため、コーチングでは自覚し、言い換える対象として扱います。 ソクラテス式質問そくらてすしきしつもん相手の考えの根拠や別の見方を、答えを与えずに一緒に検討していく質問法。認知行動的なアプローチで、思い込みを本人が吟味し直す手続きとして用いられます。 た行
チャンクダウン・チャンクアップちゃんくだうん話の粒度を意図的に動かす質問の使い分け。具体へ下ろすのがチャンクダウン、抽象や目的へ上げるのがチャンクアップで、行き詰まりの打開に使われます。 は行
パワフルクエスチョンぱわふるくえすちょん相手の視点を切り替え、それまで考えていなかったことに気づきを生むとされる質問の総称。定義は一定ではなく、効くかどうかは場面と関係性に大きく依存します。 フィードバックふぃーどばっく相手の行動やその結果について、観察した事実と受け取った印象を伝える行為。うまく働けば学習を助けますが、伝え方によっては効果が下がることも報告されています。 フィードフォワードふぃーどふぉわーど過去の評価ではなく、これから先の行動についての提案やアイデアを交換する対話の進め方。変えられない過去より、変えられる未来に焦点を置く考え方です。 PREP法ぷれっぷほう結論・理由・具体例・結論の順で話す構成法。結論を先に置くことで要点が伝わりやすくなり、報告や説明の場面で広く用いられている型です。 ま行
ミラクル・クエスチョンみらくるくえすちょん「もし一晩で問題が解決していたら、朝いちばんに何で気づきますか」と尋ね、望ましい状態を具体的な行動レベルで描いてもらう解決志向の質問技法です。 メンタリングめんたりんぐ経験を積んだ人が、後進に対して助言や紹介を通じて長期的な成長を支える関わり方。答えを与えないコーチングとは前提が異なります。 目標設定理論もくひょうせっていりろん具体的で困難な目標のほうが、漠然とした目標や「ベストを尽くせ」より高い成果につながるとする理論。ただし成立には条件があるとされます。 や行
誘導質問ゆうどうしつもん質問者が用意した答えへ相手を導く聞き方。形は質問でも中身は指示や同意の要求であり、コーチングでは避けるべきものとして扱われる代表的なNGです。 ら行
ラポールらぽーる話し手と聞き手のあいだに生まれる、安心して本音を出せる関係の状態。技法で作るものというより、関わり方の積み重ねによって成立する土台を指します。 リフレクション(振り返り)りふれくしょん経験したことを事後に意識的に見直し、そこから次に活かせる意味を取り出す行為。コーチングでは問いを使って振り返りを構造化し、経験を学習に変えます。